ミック15歳。最近、何かと、しんどそうです…
わが家の長男、ミック15歳。
過去には大きな手術(尿路結石症による膀胱炎)もしています。
が、療法食による効果がみられ、ストルバイトによる結石はみられなくなっていました
が…
最近、どうもトイレの回数が多い…そして水を飲む回数が多い…
「腎臓病もしくは甲状腺異常?」
と疑いを持って、動物病院を受診しました。
血液検査もしたところ、初期の腎臓病と診断されました。
老化によるものと、思われます。
先生がおっしゃるには
「腎臓病はどれだけ早期に見つけることが出来るかが勝負!これは早い方ですよ。」
とのことでした。
尿路結石症に対応した療法食から、腎臓病に効果のあるエイジングケアフードに切り替え、薬も飲み始めました。
良かった!…と思ったのも束の間…
血液検査の結果、もう一つ引っかかることが判明しました。
肝臓の数値が良くなかったのです。
何も症状は出ていないのですが、数値はかなり良くなく、こちらも投薬を開始しました。
が…
ミックはとにかく薬をのむことが苦手て、私たち夫婦もいつも手を焼いていました。
まず、フードに混ぜても絶対に吐き出します。
細かくしてふりかけても、絶対に食べません。
強引に口に放り込んでも、歯の間に薬を隠して、後でカニのように泡を吐きます…
もう、何をやっても無理!と、薬と言われると私たち人間のほうが凹んでしまいます。
そのことを今までケアしてくれる先生はいませんでした。
「薬を飲ませることが出来ないのは飼い主の責任」と強く言われ、時には飲ませられなかったことを正直に言えないほどでした。
今回、正直に今診てもらっている先生に「薬を飲ませることが苦手です」と話したところ
一緒に方法を考えてくれ、投薬器を使用することになりました。
口をこじ開けることがどうしても出来ず、今まで薬を喉の奥へ押し込むことが出来なかったのです。
投薬器を使用すると、喉の奥へ薬を放り込むことが出来、猫への負担も少なくなりました。
初めて成功した時、夫婦で涙しました(T_T)
薬を飲ませることが出来る。
それは本当に飼い主として、気持ちが楽になるひとつの出来事でした。
もし、薬を飲ませることが苦手な方がいたら、試してみて欲しいです。
今まで試した方法で、投薬器以外に効果的だったものに…
砕いた薬をマヌカハニーに混ぜて、口の周りや手の甲に塗って舐め取らせる方法があります。
ただ、薬を全量飲ませるまでには至らないので、飲まないよりはマシ!程度です。
とは言え、この方法はマヌカハニー自体が猫にも効果的なので(担当の獣医師に必ず、相談してくださいね)、おすすめできると思います。
これからも効果的な方法を共有していきたいです。
ミックの話に戻りますが…
ミックは皮膚糸状菌症にもかかってしまいました。
というより…ずっとかかっていたのです。
今まで通っていた病院で、ミックが耳や顔などを痒がることを伝えても
「多頭飼育によるストレスですね」
と言われるだけで、検査もしてもらえませんでした。
今の病院でそのことを伝えると
「多頭飼育によるストレスが、発症に関わっている可能性はあるかもしれませんね。でも、検査をしてまずは確認しましょう」
と、検査をしてくれ、結果皮膚糸状菌症であることが分かりました。
ローションを塗る、対処療法から始めています。頓服的に、ステロイドの配合されたクリームも使用しています。
まだ、様子見の段階です。
効き目が無いようなら、先に書いた飲み薬のアレルギーということも、疑わないとならないかと思います。
ミック15歳。
どうも最近しんどそうです。
代わってあげたいです。
が、飼い主は弱音を吐くのではなく、頑張ってミックのために出来ることをやっていきます!
病気の管理と衛生管理。
まず、部屋中を水拭き掃除するためのモップを買いました…がんばりますー!
その空き箱で楽しそうに遊ぶキースが、私たちの希望です。