コンビニ猫たち、保護騒動!

里親を募集するかもしれません、という投稿をFacebookやTwitterにて知っていただいた方もいらっしゃると思います。
以降、お知らせすることができなかったコンビニ猫たちのことをご報告します。

そもそも…
「コンビニ猫たち、保護騒動!」とは…

4ヶ月程度の子猫雪が関東に降った2月頭。
買い物に寄ったコンビニの駐車場で、私に擦り寄ってきた子猫がいました。
突然飛び出してきて、私がしゃがむと膝に乗り、私の顔をペロペロと舐めてきました。
枯れてしまいそうな声で何度も何度も鳴いて、私に訴えかける姿を見て、保護を決めました。

ちょうど、駐車場にいたOさんが一緒に保護活動をやろうと、声を掛けてくれました。
心強かったです。

すぐに家からキャリーバッグを持ってきて捕獲しようとしたところ、逃げらてしまいました。
とても懐っこい子だったので、キャリーバッグでもいけると思っていたのですが、ダメでした。
甘かったです…

妊娠している可能性のあるお母さん猫その後、置きエサをして様子を見ましたが、エサは減っても姿は見せてくれませんでした。
その代わりに現れたのが妊娠している可能性のあるお母さん猫。
しかし、そのお母さん猫もその後、1、2回エサを食べに来ただけで姿を見せなくなり…

捕獲器を調達し、朝晩と可能な限り張り込みをしましたが、姿を見ることはありませんでした。

「子猫を気にしている来客が多かったため、連れて行った人がいるのではないか」
という話も、コンビニのスタッフさんの間に出ています。
実際、私たちが張り込んでいる間も、何度も来てくれた親子連れなどがいました。

ただ、どうしてしまったのか。
全く分からないままです。

コンビニのスタッフさんと話をして、姿を現したら私に連絡をいただくことになりました。
エサを置いて、呼び寄せてまでの保護はこの場所では出来ないということで、私もOさんも、コンビニ側のお話に納得し、一旦終了しました。

その後、Oさんが「あの4ヶ月程度の子猫。捨てる現場を見ていた人がいた!」と情報をくれました。
あの子は、あの雪の日の前に、車で来た客に捨てられていたのでした。
嫌がる子猫を捨てて、走り去る車を見ていた方がいました。
「あ!と思った時にはもう走り去っていて…」
と、目撃した方は後悔しているそうでした。
…本当にひどいことをします。

保護して、里親を探してあげたかったです。
でも、今回は叶いませんでした。
誰かに家族として迎えられたのかも。
まだ、どこかをさまよっているのかも。
もう、チャンスを逃してしまった今、何も分かりません。

がっかりしてしまう話だけではありませんでした。

Oさんと親しくなって分かったことがありました。
私が以前、地域猫化に協力したおばあさんとOさんが知り合いで、以前から
「猫の手術をやってくれた、いい人がいるのよ」
と聞いていたそうでした。
いい人、私のことでした(笑)。

「情けは人のためならず」
猫のために行動すれば、仲間も理解者も自然と増えていくのだと、実感しました。
猫のために、これからも出来ることをやっていきたいと思います。

応援してくださったみなさま、ありがとうございました。
これからも、何か合った時はお力をお貸し下さいm(_ _)m

※お声をかけてくださった方には改めて、個別にご連絡いたします