メグのアレルギー、原因特定へ!
今までアレルギーに関する報告を行ってきた、わが家のメグ。
【2015/12/4】メグ、アレルギーになる
http://blog.catsitter-medel.jp/2015/12/04/2134/
【2016/01/5】メグのアレルギー治療報告
http://blog.catsitter-medel.jp/2016/01/05/1219/
前回は、劇的によくなっていることをご報告できましたが…
近況です。
実は今…
シクロスポリン(アトピカ)を飲まずに、食事療法のみで過ごしています。
つまり、環境要因によるアトピーではなく、食物アレルギーであることが、ほぼ確実となってきました。
2ヶ月ほど前、メグが突然、シクロスポリン(アトピカ)を混ぜたフードを食べなくなってしまったのです。
ピタッと、食べなくなりました。
困り果て、メグの主治医(アレルギー専門医)に相談したところ
「いずれやるはずだった、薬絶ちをここでやりましょう!大丈夫。もし症状が出たら、またステロイドをいったん使いましょう」
ということになり…症状は出ず、今に至ります。
今は確実性の低い、猫を対象としたIg検査(アレルゲン検査)。
この年末にも、精度の高いものが実用化になるそうです…!
それを待って、メグも検査することになりました。少しずつ、アレルギーの原因を特定していくことになります。
本当に長い道のりでした…
加えて、アレルギーに関わる薬や食事はとても高額ですから、本当に大変でした。
わが家では「ヒルズのアレルギー対応フードzd」ではなく、鹿肉など今まで食べてこなかったタンパク質に置き換える方法で症状の推移をみてきました。
zdは加水分解蛋白質を使用しています。
原因になるタンパク質が何かを探るのではなく、アレルギーの原因にならないくらいに分解された小さい分子のタンパク質を使用しているのが、zdです。
私たちの通っているアレルギー専門医は、zdでは改善しないような犬や猫をこの方法で、治療しています。
メグにはとても効果がありました。
生の鹿肉や、聞いたことのないニュージランドにしかいない大きいネズミ(ブラッシュテイル)など…
そういったタンパク質を使用したフードを与えてきました。
ジーランディアという、ニュージランド産の缶詰です。
グリーントライプ(反芻動物の胃袋を洗浄せずそのまま使用したもの)が缶詰の多くを占める、栄養が保たれたフードです。
また、ジウィピークという、こちらもニュージーランド産の自然放牧鹿のフレークも、総合栄養食として与えていました。
こちらも、安くはありませんでした。
あとは…北海道のエゾシカの生肉!ひき肉状にして冷凍されたものを自然解凍でそのまま、与えていました。
この方法は原始的です。ただ、ただ、タンパク質を置き換え、症状が出ないかをみていくだけです。
…が、とてもお金もかかりました。
人間はカップラーメンを食べつつ、メグには300円近くする缶詰を1日2缶ほど与えていました…(T_T)
兄妹であるジャックも一緒のものを食べていたので、黒猫兄妹だけで1ヶ月、3万円以上は、食費がかかりました。
もし保険に入っていたとしても、フードはもちろん、対象外です。
アレルギー治療の大変さを思い知りました。
代わってあげたい。
本当にそう思いながら、毎日を過ごしてきました。
「根気」
…本当にこの言葉が必要な日々でした。
やっと、メグも原因を探る段階まで来ました。
引き続き、報告していきたいと思います。
※アレルギー治療は、必ず医師の判断をもとに行いましょう!ブログに書いてある内容を、飼い主さまが独自に試すようなことは、絶対にしないでくださいね!