突然の猫とのお別れを経験して

在りし日のBくん寒くなって、そろそろ年末の足音がもうそこまで…
そんな中、猫ちゃんとの突然のお別れをしたお客様のお話をm(_ _)m

12月18日の朝早く、わが家のすぐそばにお住まいのお客様からお電話が入りました。
猫ちゃん、Bくんが息をしていないと。
急いで支度をして駆け付けました。

つい前の週に、お世話をしたばかりの子でした。
14歳と年齢は初老に差し掛かっているものの、兄弟で仲良く元気に暮らしていて…
何の前兆もありませんでした。
そんなことを考えながら車で1~2分程度の距離を走りました。

兄弟猫のTくんと遊び回っていたのに、目の前で突然固まって鳴き声をあげて倒れてしまったと。目を開けたまま、息をしていないことが私にも分かりました。
すぐそばにある大きな動物病院に電話をし、9時開始のところを8時半に入れてもらいました。

挿管し心臓マッサージをするなど、蘇生を試みてもらうも…残念ながら、そのまま亡くなってしまいました。
あまりに突然でした。

持病もなく、本当に健康優良児そのものな男の子でした。
私とヒモのおもちゃで遊ぶのが大好きで、いつも最後は私がBくんに負けていました。

死因について獣医師に尋ねてみたところ…
この病院を受診していなかったことから、現状のみの判断となるがと前置きがありつつ、「血栓が飛んで心不全を起こした」との見立てでした。

それは、朝、遊んでいたことなどが原因かとたずねたところ「それは無い」「普通にすごしていてもそのタイミングで飛んでしまった可能性もある」「タイミングが今朝だったということでしかない」とのお話でした。

上記の判断理由は…
「挿管した管を取り外した時に、血液を含んだ水が管に詰まっていることから、肺に水が溜まっていたと思われる。その理由は心疾患の可能性が高く、血栓ができやすい条件がそろっているため」とのことでした。

飼い主であるWさんは「息が止まってすぐに連れてくれば」と後悔をしていたので、私がその旨を聞いてみました。
(私は十分、すぐに飼い主さんは動かれたと思っています)

「(首を何度も振り)結果は変わらなかったと思います。突然死と同じです」と…
健康診断などで分かり得たのかも聞いてみましたが、「症状が出にくいものもあり、今回はそのタイプと思われるので、気がつくのは難しかっただろう」とおっしゃってくださいました。

そうは獣医師から言ってもらっても…
飼い主さんにとっては悲しいだけではなく、後悔もきっとつきまとうと思います。
何の責任もないと、心から言ってあげたいと思いました。
突然の死で、本当に辛い思いをしてしまった飼い主さん。
食事もトイレも遊びも、愛情も。
何も足りないものなどありませんでした。
何度もお世話をさせていただき、それは、私もよく分かっています。

…人が亡くなったときと同様、悲しんでばかりもいられず「その後」のことを考えなければなりません。

飼い主として最期のお世話です。

動物病院が、挿管によって少し汚れてしまったお顔をきれいにしてタオルで包んで…きれいな小さいダンボール製の棺に入れてくださいました。

・病院で紹介していただいた葬儀会社
・私がお客様から以前教えていただいた葬儀会社
・ペットの供養品を専門に扱う会社が運営する葬儀会社

など…
幾つかの選択肢から、私が他のお客様から教えていただいた葬儀会社に決められました。
先日、私はペットの供養品を専門に扱うお店を訪れたばかりでした。
手元供養を考えているとのお話でしたので「こんな品物がありますよ」とお教えしました。
「Bくんに合いそうなものもありますね、使ってあげたいな」と。
自分が生きている限り続く供養。
悲しいものではなく、亡くなった猫と向かい合える楽しい時間になる手助けになればと…
少しでも飼い主さんが、癒やされてくれればと思います。

好物だったというフードや、お手製のふろふき大根。生前はたくさん与えることは出来なかったと思われるフライドチキンをまるごとひとつ!
などなど、亡くなった猫ちゃんの小さな棺のまえに供えてありました。
そして、私と何度も遊んだあの、ヒモのおもちゃは棺の中に。
お気に入りのブランケットとともに。。

24日にご家族が立ち会いのもと、火葬されました。
火葬の日まで、Bくん、葬儀会社さんにお泊りでした。
いつも私がお世話をしに行っていたので、初めてのお泊りでした。
おうちでお別れの時に、「お留守番、頑張ってきてね」と、声をかけてあげました。

※火葬にも列席させていただきましたので、また許可を得て掲載出来たらと思います

お客様の猫ちゃんが亡くなるということは、今までに何度もありました。
そのたびに悲しく、寄り添う私の思いが少しでも届きますようにと、飼い主さんとやりとりをさせていただきましたが…
その死に付き添ったのは初めてでした。

すべての猫たちの最期をこうやって見守ってあげたい。
飼い主さんの悲しみに、少しでも寄り添ってあげられたらいいのに、と思いました。

そしてWさん、残された兄弟猫のTくんのことを本当に心配しています。
生まれてすぐ、ゴミ捨て場に袋に入れて捨てられていたところを救い出し、それからずっとWさんの元で育ってきた2匹の兄弟。
Tくん、1人残されてしまい大丈夫だろうかと…
猫には昔を懐かしむ脳機能は無いと、言われています(うーん、本当かな???)。
でも、きっと、いなくなってしまった兄弟を「いないな」と、素直に思うことでしょう。
その時にそばにいて「寄り添うことが出来なくて寒いな」「遊び相手がいなくてつまらないな」と思わないようにしてあげたいですねと、声をおかけしました。

飼い主さんの気持ちを考えると、何を言っても慰めにはならないだろうと思いつつ…
でも、何か言ってあげたいと思いました。

きっと、このブログを読んでいる猫と暮らすみなさまにとっても他人事ではない投稿だと思います。
お別れや供養には、その家庭にある猫との関係性、住宅事情…さまざまなことが関わってきます。
家にいる猫ちゃんといずれ迎えることになる別れを、今から深く考える必要はありません。
でも、心の何処かにその時のことを少しだけ。
どうしても心の準備、整理がつかない時は、分かってくれる誰かに相談して一緒に考えてもらうのが良いと思います。

今回の猫ちゃんの突然死は、健康診断では防げなかったと思います。
健康診断で見つけることが出来る病気も、もちろんあります。
わが家も17歳になるミックの健康診断、行ってきます!

Bくん、またね!
Tくんは、ちゃんと寂しくないようにしていくから、安心してね。
さようなら。

 

※医師の発言はそのまま掲載していますが、聞き取りに不備がある可能性も考慮してお読みください

※掲載は、お客様の許可をいただいております

[`evernote` not found]
LINEで送る