広がる地域猫の輪

保護された子ねこ

今日はうれしい気持ちをシェアさせて下さい。
近所のおばあさんのお手伝いをして、地域猫を増やしてきたばかりですが…

野良の家族(父、母、子たち)を保護して地域猫化したい!と、LINEを通じて相談をくださったSさんから、成功したとの連絡をいただきました!

(「助けに行ってくれ!」というご相談には応じていないのですが、「どうしたら、捕獲できるか?」などの具体的な質問には積極的にお答えし、地域猫を増やそうとする仲間同士、励ましあっています!)

Sさんによると…
生まれてすぐの子猫のうち二匹が亡くなり、助かったのは一匹。
母猫も無事、避妊手術をしたとのことでした。

「亡くなっていた子は、まだ目も開いておらず、冷たくなって、ナメクジに這われて腐りかけていました。本当に涙が出ました。野良猫の世界はこうもシビアなんだと、改めて思わされました。」

と、Sさんは語ってくれました。

本当にその通りです。
亡くなった子は、花がたくさん咲く花壇に葬ってあげたとのことでした。

私は何もしていません。
ただ、ただ、話を聞いて、経験したことを共有しただけです。

でも、地域猫化をすすめる現実って、とても孤独なのです。
分からないことだらけです。
シビアな現実にガーンと打ちのめされても…ひとりで涙を流すしかありません。

だから、話をできる相手がいることはとても心強いと思います。


私自身、ある大きな地域猫推進団体の代表の方に相談をした際に
「そちらの地域は遅れている。どうしようもない」
と、冷たく返された経験が心に深く残っています。
団体さんはどこも手一杯で、神経質になっていることは理解していました。
が、一縷の望みをかけて相談した私は、すっかり落ち込んでしまいました。
(しかし!すぐに立ち直り…独学で捕獲作戦を結構→成功!)
そのため、自分で頑張ろうとしているけれども方法が分からない、相談したいという方とは、出来る限り話をしたいと思っています。

お父さんねこ
これからも、小さいことでも互いに積み重ねあって大きい力に変えていきたいと思いました。

Sさんは、家族揃っての保護を第一に考えて苦労されました。
(左はお父さんねこです)
本当に、成功してよかったです。

おめでとうございます!
これからも、こういった仲間が増えていったらと心から思っています。