いなくなった猫を探して

ミイちゃんアップ
ブログやFacebook、Twitterなどで呼びかけています「三毛猫ミイちゃん」。
ミイちゃん捜索Twitterアカウント(@februaryup

行方知れずとなって半年が過ぎました。

もちろん、諦めていませんよ!
チラシを更新し、さらに広い範囲に配って歩いています。

有力な情報が先日入り、探し主のSさんと一緒に捜索に入りました。
しかし、それは他の三毛猫ちゃんだったことが判明しました。

探し主のSさんの落胆はそれはそれは大きいものでした。

ミイちゃんが行方知れずとなったいきさつは…
偶然、私の友だちから「今村さんのお宅のそばで、猫がいなくなったってツイートあったけど、みた?」と、連絡を
もらったことからでした。
確認し、探し主のSさんと連絡をとってみると、本当にすぐそばでの出来事でした。

Sさんが保護して、わが家のそばのお宅に里親に出した三毛猫のミイちゃん。
里親さんは「外に出ないようにして下さい」というお願いを無視して、開けたままの
環境で飼育し、数日で逃がしてしまっていました。
いなくなったことを1ヶ月、Sさんに黙っていたため、初動が遅れてしまったことも不運でした。

そのミイちゃんがつけていた首輪が、わが家の目の前のお宅で保管されていました。
「庭に落ちていてね、とてもかわいい首輪だったからとっておいたの」と、前のお宅のおばあちゃんが大切に。
その首輪を始まりとして、ミイちゃんの捜索に私も加わることになりました。

Sさんは、とても悔いています。

ミイちゃんがせっかく自分のところに来て、人に慣れて、新しい家族の元に幸せになるために旅立ったのに、その行き先を間違えてしまったのは、自分の責任なのではないかと。
Sさんは、里親さんにしっかりと猫の扱い方を説明していました。
落ち度はありません。

でも、悔いています。

きっと、すべての行方知れずの猫を探している方は皆、悔いています。

Twitterで、1年半年たって見つかったちゃぶこちゃんという猫がいます。
隣人に仕掛けられた罠にかかり、連れ去られ、遠くの場所に捨てられてしまったのです。
ずっと、Twitterで私はそのゆくえを見守ってきました。
先日、「近所で見かけた」という方が現れ、ちゃぶこちゃんは帰ってきました。
遺棄された場所から、三キロも離れたところで飼われていたことが分かりました。
拾ってくれた方も快く、元のご家族にちゃぶこちゃんを返してくれました。

その間、ちゃぶこちゃんを探す飼い主のツイートは、心の叫びでした。
「どこにいるの」
「帰ってきて」
「今日も探してきたけれど、いなかった」
「本当に辛い」

もう、見つからないのではないか、と思うことも…見守る私たちにはありました。
でも、あきらめなかったからちゃぶこちゃんは帰ってきました。

ミイちゃんも見つかると、私は信じています。
どこかでこうやってお世話をされているのかも知れない。
耳がカットされていることから、地域猫として、ご飯をもらっているのかも知れない。

猫を行方知れずにしてしまった、ずっと悔いて生きているすべての飼い主の元に、猫たちが帰ってくることを心から祈っています。

ミイちゃん捜索、あきらめませんよ~!
「近所じゃないから、何も出来ることは無いかな…」
そんなことはありませんよ!
情報拡散の仲間になってください。
どうか、「ミイちゃん」という文字を見かけたらリツイート、シェア、どんどんお願いしますね!
よろしくお願いいたします。

ミイちゃん捜索チラシ